「微気象制御学」領域シンポジウム

概要

微気象(建物や人間活動などの影響を強く受ける地表から高度100m程度までの気象)は社会が 抱える様々な課題に関係しているが、学術的にはほとんど手が付けられていない。「微気象制御学」領域では、 その予測を世界に先駆けて実現し、その予測情報に立脚した新たな社会サービスの実現可能性を示すことで、自然科学と社会に新たな変革をもたらそうとしている。本シンポジウムでは、第一回目として、当該新学術領域の現状と今後の展望を紹介する。さらに、領域外の著名研究者の発表を通して、新たな連携創出の芽を育てる。

 

「微気象制御学」領域シンポジウム

2021310日(水)13:00-16:00

オンライン開催(zoom)、参加費無料、事前登録制(登録はこちらから)

(後援:科研費学術変革領域研究(B)20B207

13:00-13:20

開会の挨拶

「微気象制御学」領域の概要説明(東京工業大学 大西領)

13:20-14:20

各計画研究班からの研究活動紹介(各班15

l  AI融合シミュレーションによる微気象の調和的予測技術の創出」(調和的予測班代表:東京工業大学 大西領)

l  「ドローンを用いた微気象の能動的超高密度観測技術の創出」(能動的観測班代表:千葉大学 鈴木智)

l  「人体温熱生理応答への微気象の影響解明とモデル化」(影響モデル班代表:名古屋工業大学 平田晃正

l  「大型プラント内の異常高温排熱塊の発生要因解明とモデル化」(現象モデル班代表:名古屋大学 渡邉智昭)

14:20-14:40

領域内外の研究を有機的に繋ぐ視点の紹介

「モデルとデータの真の融合に向けて」(東京工業大学 原辰次)

14:40-14:50

休憩

14:50-15:50

招待基調講演 「科学技術計算と深層学習における分散並列化手法の相違点」(東京工業大学 横田理央)

15:50-16:00

講評、閉会の挨拶