シミュレーション科学の力による流体現象の解明を行うComputational Fluid Dynamics (CFD)とともに、データ科学の力を借りる Data-driven Fluid Dynamics (DFD) の進展も目覚ましい。 東京工業大学大西研究室では、CFDだけでなく、DFDによる環境流体研究の新たな展開を目指している。 このセミナーシリーズでは、関連分野の最新研究をおこなっている研究者に話題提供をいただく。
発表者: Prof. Kensuke Yokoi, Cardiff University, UK タイトル: A multiphase solver based on CLSVOF method, multi-moment methods, density-scaled balanced CSF model 日時: 13:30-14:40 on 4 November, 2022 開催場所: (ハイブリッド開催)東工大大岡山キャンパス石川台9号館208室 + Zoom |
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アブストラクト |
混相流に対する最新の数値計算ソルバーを紹介する。 |
内容 |
本発表では、直交格子をベースにした混相流の計算手法について紹介する。計算手法は主にCLSVOF法、マルチモーメント法、密度スケーリングバランスドCSFモデルをベースに構築されている。この計算手法を用いると非常にメッシュでもスプラッシュのスパイクやサテライトドロップ、液滴の分裂合体などを捉えることができる。 後援:科研費挑戦的萌芽研究(課題番号: 20K20972、代表:阪大竹内先生) |